GFG北陸:北陸地区本部主催 <<大会結果>>

鮎毛鉤釣り親睦会 【手取川】

 前日まで大雨警報が出ていた9月2日にアユ毛鉤釣り大会を行いました。
大会予定の手取川は大雨のため増水と濁流のため、比較的条件の良い梯川で行いました。
午前5時までに20名の受付があり、その後大会説明など行い、先導車と現地へ向けて出発、釣る場所も増水のため少なく狭いポイントに1人~5人が竿を出して大なり小なりのアユを釣る人も、検量に12名が持ち込み2回出場で荒井さんが優勝、実力があるのに本番に弱かった中田さんが2位、3位は以前優勝者の松岡さんが入賞しました。
 また、大物賞は川本さんが2回目の受賞をしました。表彰式の後でお楽しみ抽選会を行い、大会の重鎮である田中さんの尽力により大脇商店さんと森誠一商店さんから新作の加賀毛鉤を協賛品として7名の人に各3本ずつもらえる抽選会で盛り上がり今回も事故もケガもなく無事終了することができました。

(レポーター 中村幸雄 )

成績

順位 氏名 成績
優勝 新井 勇 24匹
2位 中田 雅美 21匹
3位 松岡 宏樹 11匹
4位 山崎 純冶 7匹
5位 川本 光則 6匹
6位 米沢 啓 6匹
大物賞 川本 光則 19.2cm

■審査方法:総尾数(同数は年長者)
■20名

勝者の談 荒井 勇
私は、昨年(H29年)のGFG 石川支部主催「第8回 毛鉤釣り大会」から参加させて頂き、幸運にも参加2回目にして、優勝出来た事は、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
 今回の大会は、前日まで「手取川」が悪天候の影響で増水し、濁りが取れず、開催そのものが無理だと思われていましたが、GFG 石川支部の中村さんをはじめ、参加する仲間達、他の釣同好会及び地域の皆様の協力・情報等を頂き、「梯川」で開催する事が出来ました。
そして何より事故もなく無事に釣り大会が終了した事に、各関係各位の皆様に、心から感謝申し上げます。
 それと、今回、新しい参加者(特に若い人達)も増え、石川伝統工芸師でもある加賀毛鉤(巻師)より「森針の森誠一商店」と「北針の大脇商店」から協力及び毛鉤をプレゼントされ、最終お楽しみ抽選会で配る事ができ、皆さまもとても喜んでいました。
 まだまだ、友釣り人口に比べて人気が無く、自分もしかりですが、高齢化が進み、毛鉤釣り人口が減少し、特に若い人達からも敬遠されがちになっているのが現実です。
江戸期以来の古典的な技法で、加賀百万石(石川県金沢市)の発祥地でも有る「鮎毛鉤釣り」の普及に私自信も微力ながら役に立てればと思い、日々努力する所存であります。
 尚、来年もより多くの人達が参加され、開催される事を願います。
最後になりましたが、関係各位の皆様には、本当に有難うございました。



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