11月2日(日)鳥取支部グレ釣り大会を参加者20名にて開催いたしました。
当日は5時半に受付を行い、検量時間の15時まで会員各自が好きなポイントを選んで釣果を競い合うキャノンボール方式としました。
境港から島根半島周辺の磯や波止をフィールドとし、グレ5匹の総重量でその腕を競い合いました。
​夜明けとともに各々が選んだポイントへと散らばりましたが、
早朝の雨に加え10時頃から急速に風が強まり、多くの参加者が場所選びと釣座の確保に苦労される状況となりました。
​今年の山陰では、夏が終わると同時に急に寒くなり、例年のような心地よい「秋」を感じる間もないシーズンとなりました。
しかし、海の中はまだまだ夏模様。エサ取りのサバや木っ端グレの活性が非常に高く、本命となる良型グレを仕留めるのは至難の業。
参加者の皆様は、エサ取りの猛攻をいかにかいくぐり、本命のグレを喰わせるかという高度なテクニックと集中力を試される厳しい展開を強いられました。
​そんな中、植田支部長が良型5枚を揃え見事優勝されました。なんと今回で4年連続優勝となる快挙を達成されました！おめでとうございます。
厳しい条件の中、サイズの違いによるグレの遊泳力の差を利用して、まき餌の投入時間や打つポイントなど巧みに変化させ釣果を伸ばされたとのこと。
長年の経験と確かな技術が光る価値ある勝利となりました。
​難しい気象条件と高活性なエサ取りという二重の試練に見舞われた今大会でしたが、参加者全員が最後まで集中力を切らすことなく、秋のグレ釣りを味わう一日となりました。
​今回が今年最後の支部大会となりました。
円滑な運営、ご協力いただいた会員の皆様に心より御礼申し上げます。今年一年無事に全大会を終えられたことに感謝いたします。
来シーズンのさらなる飛躍と、会員の皆様のより一層のご活躍を祈念いたします。
（レポーター　鳥取支部　岡田隆弘）