先日梅雨入した中国地方、前日までの雨模様とは打って変わり、晴天となった6月8日、広島支部懇親グレ釣り大会を山口県防府市沖に浮かぶ野島一帯の磯で開催致しました。今回は9月21日に島根県隠岐の島(島前)で開催される第2回GFG中国杯争奪磯(グレ)釣りトーナメント大会の広島支部予選も兼ねており、多数の参加者で賑わいました。また、近隣の山口支部7名、岡山支部からも1名の参加を頂き、オブザーバ参加1名を加え総勢49名と広島支部懇親グレ釣り大会史上最多の参加者でスタート致しました。当日は5：00出船、9:30から完全磯替え、13：00納竿のスケジュールで行い、前後半でいかにコンスタントに釣果を伸ばすかがキーポイントになります。大方の予想では、野島の定兼鼻周辺の磯で35cm～40cmの良型グレが多く当たっており、前半か後半どちらかに磯上がり出来れば優勝の可能性が高いとのことでしたが、ふたを開けてみれば若潮で潮の動きに精彩を欠き、また、チヌの活性が非常に高く、矢引きで食ってくる始末で、ほとんどの場所で50cmUPの年無しから35cmまでの多数のチヌにもて遊ばれたようです。しかし、そんな状況でも参加者のほとんどが30cmUpのグレを釣られており、しかも最長寸は山口支部から参加頂いた岩田則之さんが38.8cmの口太グレを仕留められました。また、今回は優勝争がし烈で3.2キロ台に4人がひしめく大混戦、そんな中、潮の変化を的確にとらえ、前後半全てで確実に釣果を伸ばした外輪勝也さんが2位と20g差の激戦を征し見事優勝されました。僅差で優勝を逃した2位には、西中慎治さんが入り、トップと40g差の3位には岡山支部から参加頂いた松浦隆晴さんが入賞されました。野島の磯はこれからがグレ本番といった感じで40cmUPも十分期待できると思います。次回、広島支部 懇親大会は、9月28日に広島湾で秋チヌを開催致します。皆さん奮ってご参加下さい。
広島支部事業部　岩成 博司