GFG北陸:北陸地区本部主催 <<大会結果>>

鮎釣り大会(GFG杯予選)【神通川】

鮎釣り大会(GFG杯予選)【神通川】 8月30日、富山県 神通川にて平成27年度のGFG石川アユ釣大会が開催されました。本大会は全国GFG選手権の予選会を兼ねての開催となり、石川、富山、福井県から多くの方々が参加して頂き、大変盛り上がりを見せた大会となりました。例年なら石川県 手取川で開催する予定でありましたが、今年、上流部での山肌が広い範囲で崩壊し、河川に土砂が長期にわたり流入したため、河川が壊滅に近い状態となり、アユの生存も心配される状態となり、参加者に大変迷惑をかけてしまい、大変申し訳なく思っております。このため急遽河川を変更し、富山県 神通川での開催と致しました。開催にあたり、GFG富山支部の役員の方々、FS西野の西野さんをはじめ、多くの方々の尽力のお陰でなんとか当日を迎えることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。当日は、昨晩からの降雨で開催が心配されましたが、水位20センチ高で競技開始となりました。コンディションがあまり良くない中、南保隆選手が13匹を持ち込み、見事優勝されました。本当におめでとうございます。競技の終了と同時にサイレンが鳴り、みるみるうちに増水してきました。ぎりぎりセーフとなり、大変安心致しました。競技終了後は恒例のBBQでおおいに盛り上がりを見せ、無事大会を終える事が出来ました。当日、お世話になった大会スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
(レポーター 池野昭一 )

成績

順位 氏名 成績
優勝 南保 隆 13尾
2位 野尻和利 10尾
3位 伊藤省吾 6尾
4位 河内 豊 6尾
5位 近藤 訓 5尾
6位 伊勢路 宏 5尾
7位 石川 亭 5尾

■参加人数:29名
■審査方法:総尾数

優勝者の談 南保 隆
朝一番から降雨でしかも増水の最中という非常に悪いコンディションでの大会でした。担当の池野幹事より安全上の注意とルール説明が行われ、気温も20℃弱と闘志を奪う中、安全に注意を払い競技をスタートしました。私は増水と低水温という状況より、瀬脇を中心に釣りを組み立てました。神通川での増水時、網打ちの方が頻繁に瀬脇に網を打つ姿を目にします。魚の非難場所として、瀬脇は大変重要な場所です。普段、川を眺めて気づいていた事が功を奏してか、ポツリポツリと掛かります。大河神通川には似つかわしくない、泳がせ釣りが大半です。降りつける雨はやむ気配がありません。頭の中には、更なる増水という事がよぎり、試合も半ば安全な所へ場所移動しました。そこには雨振りにも関わらず、一般の釣り人も多く、全く身動きも取れない位でした。降りしきる雨の中、時間ばかりが過ぎます。あまり満足な釣果も得られる事なく検量に向かうと、なんとトップで優勝でした。自分でも疑いたくなる程、皆さん厳しい釣果。状況が状況なだけに仕方ないかも知れません。数はともあれ検量に持ち込まれた魚はどれも立派で、25センチクラスもチラホラ。今年の神通川を象徴する様な魚体でした。残り少ない釣りシーズン。上流には更に大きな魚が居ますから、大アユを狙うのも良いかも知れません。今回の大会の主催者、参加者の双方にとって大変タフなコンディションでの大会だった様に思います。そんな中、尽力された役員の皆様、並びに多大なご協力を頂いた、FS西野の西野社長には心より御礼申し上げます。また運営サイトについてご指導を賜りました、富山支部の皆様には感謝申し上げます。ケガ人も無く、皆がルールを守って、無事に大会を終える事ができた事を嬉しく思います。無理を言う事もありましたが、今後共、宜しくお願い致します。ありがとうございました。


入賞者
入賞者

Copyright © GFG All Right Reserved