5月22日福井県あわら市波松海岸にて3年振りとなるキスを対象魚としたGFG北陸関西合同投げ釣り親睦会を開催しました。
受付集合時間の午前4時半を待たずに参加者が揃い、GFG北陸地区の高田政樹さんの大会挨拶、ルール説明がありました。5時釣りスタート10時審査場所帰着となり、参加者数を考慮して競技範囲は審査場所の小さな流れ込みより東側（ゴルフ場側）・西側（浜地側）各4本の突堤までとなりました。密を避けた釣りを心がけることとして参加者の間隔を竿1本分とし、釣りをしている時には熱中症対策としてマスクを外しても良いことが説明されました。また、例年ですと大会後に昼食弁当を食べて親睦を深めていましたが今年は無しとなりました。
スタートとなり海岸に向かうとGFG北陸の宮本幹治さんを初め多くの参加者は西側に足を運んでおり、少し迷ったものの私、関西の柏木一夫さん、関根盛人さんと東側に足を運びました。範囲一杯迄足を運ぼうかと考えましたが、2～3本目の突堤間で竿出しする事にしました。例年開催時と違いルアーマンの姿が多くフィッシュイーターが回っている様子です。
がま投競技SPⅡ33号に秋田狐5号7本針仕掛けにイシゴカイを餌に2cm程垂らした状態で4色付近へと投げました。秒針より少し遅めにサビキ初めてアタリが無い状況で3色に入った所でキスのアタリを感じ取り釣り上げると12cmクラスのキス3連で幸先良いスタートとなりました。2投目も同様に投げて3色で竿先を重く引っ張るアタリを取り、砂浜に上げる迄ゴンゴンとした重いアタリが続いたのですが、波打ち際で針外れとなり素針りでした。釣り開始から約1～2時間経過した時点でキスの群れが小さい為か場所移動をしている参加者の姿が目につき初めました。
3本目の突堤付近（東側・ゴルフ場）で竿出しをしていたルアーマンが納竿したので、その付近を攻めると小さいキスの群れがありました。単発で数を伸ばすのが難しい状況でしたがGFG関西の柏木さんと一緒にキス釣りを楽しんでいたところ、北陸の高田政樹さん達も来られて1～2色付近を丁寧に攻めてお互いキスの数をのばしていきました。
またまた場所移動を行い、砂浜の少し高いポイントから海を覗くと魚の群れが見て取れたのでキスがいると想像したのですが、攻めて見るとフグの2～3連ばかりでキスが釣れず納竿の時間を迎え7匹の貧果で終えました。
審査結果はキスの群れを見つけて丁寧にさびいて匹数を伸ばされた舛村美和さん51匹・大野正浩さん41匹・石田匠さん40匹と北陸の参加者が上位を占めた結果となりました。関西勢では柏木一夫さんの15匹が最匹数で差がついた結果となりました。新型コロナ感染が少し落ち着いたものの油断のならない状況でしたが、普段は顔を合わせる機会の少ない北陸の会員メンバーと釣りを楽しむことができ、有意義な親睦会となりました。お世話をして下さったGFG北陸の会員さんを初め有り難うございます。
報告：GFG関西投げ釣り部部長 野間 弘

■参加人数：北陸10名、関西9名、オブザーバ11名：参加者合計30名