GFG中国:島根支部主催 <<大会結果>>

磯釣り(3魚種)親睦大会【隠岐の島 島前の磯(三渡エリア)】

磯釣り(3魚種)親睦大会【隠岐の島 島前の磯(三渡エリア)】 5月12・13日に隠岐の島、島前三度エリア・ダイキン渡船にてGFG島根支部磯釣り(3魚種)親睦大会を行ないました。
島根支部では例年この時期に真鯛大会を行なっていましたが、今年は3魚種大会とし、好きな会員同士がペアで渡礁して頂き、食べられる魚・3魚種各1匹の合計長寸で順位を決めるという形の大会をする事になりました。
例年ですとこの時期の三度エリアでは大型の真鯛やヒラマサが回遊し、尾長グレなどの釣果も聞かれますが、今年はゴールデンウィーク頃から北潮が入った影響で水温も下がり厳しい状態となり日々の釣果が安定しないような状況が続いていると船長から前情報が入りました。
当日も気温が低く、北東方向からの風が強く波が3mの予報で大会も危ぶまれましたが、選手皆さんの日頃の行いのおかげか、前日夕方頃から予報が変り2.5m~1.5mとなり2:50分に無事出船となりました。
約1時間半で隠岐の島に到着し、各ペア同士で決めたポイントへと降りて頂きました。
開始から数時間後に各選手に連絡を入れてみますが、やはりどのペアも前情報通り厳しい状況でした。しかしやはり隠岐の島です。10時半頃に連絡があり、塚原会員が大鯛を仕留めたと情報が入って来ました!
この情報に他のペアも俄然やる気になり3魚種を揃えるために思考錯誤しておられました。また厳しいポイントにあがった選手もダイキン松尾丸の船長のご協力により磯替えを行って頂き、13日の正午までしっかりと釣りが楽しめたかと思います。
各選手がどんな魚を釣っているのかが不安でしたが、帰港し検量を行なうと様々な魚種が持ち込まれ笑いや冗談が飛び交ったりと今までにない楽しい検量となりました。また親睦重視の目的が達成できた瞬間でもありました。
結局、大鯛77.7cm、チヌ41.2cm、石鯛36.1cmを検量に出された塚原会員の優勝となりました。本当におめでとうございます!
最後になりましたが、寒い中ご参加頂きました選手の皆さん、色々と段取り良くして頂いたダイキン松尾丸様、そしてご協賛頂きました(株)がまかつ様にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。
そして隠岐の島の多種さまざまな魚を見て、本当に素晴らしい環境に感謝いたします。

レポーター 水師 章

成績

順位 氏名 3魚種の長寸合計
優勝 塚原 隆昭 タイ(77.7cm) チヌ(41.2cm) イシダイ(36.1cm) 155.0cm
2位 内田 寿一 スズキ(66.4cm) チヌ(46.5cm) カンダイ(38.3cm) 151.2cm
3位 内部 勇 マダイ(78.6cm) クロソイ(34cm) カサゴ(20.6cm) 133.2cm
4位 佐藤 保男 イシダイ(50.5cm) チヌ(45cm) イサキ(33.8cm) 129.3cm
5位 安達 真人 チヌ(49cm) ウマヅラ(36cm) イシダイ(34.3cm) 119.3cm
6位 水師 章 チヌ(51.4cm) マダイ(33.5cm) ウヅマラ(30.4cm) 115.3cm
7位 谷 康治 カンダイ(55.5cm) マダイ(34cm) カサゴ(23cm) 112.5cm

■審査方法 3魚種の長寸合計
■参加人数 13名

優勝者の談 塚原 隆昭
毎年この時期に真鯛釣り大会として開催されていた大会を、今年度は磯釣り(3魚種)親睦大会として1泊2日の日程で開催されました。今回の検量規定が食べられる魚?の3魚種の長寸の合計ということで、行きの車中でも何をターゲットにするのか、真鯛とチヌはイメージできても、それ以外はヒラマサ、スズキ、イサキなど思いは膨らむばかりでした。前日からの強風で釣行自体心配されましたが、予定どおり七類港を午前3時に出港し、隠岐諸島西の島三度エリアへは予定どおり1時間半程で着きました。やはり北東からのうねりが強く、各先端への磯渡しが厳しい中、三度エリアでも超一級磯のハギリに渡礁することができました。ここなら潮通しもよく青物の期待もできます。
しかしながら強風とうねりで先端に立つことができず、少し湾の中に入った釣座にて、がま磯アテンダーII 1.25号に道糸4号、ハリス3号、ハリ一発チヌ3号、竹下ウキ2Bをセットし、とりあえずチヌ狙いで釣りを開始しました。
デンボなどエサ取りも若干気になる中、7時半頃足元のサラシの中で一気にウキを消し込むアタリがあり、あわせるも中々引きが止まらずリールの逆転により何回か道糸を送りましたが、アテンダーII 1.25号が竿全体で魚の締め込みをかわし、何とか浮かすことができました。取り込んだのは今回の長寸合計に貢献してくれた大鯛でありました。
予定ではフカセ以外のタルカゴや底カゴで真鯛を狙うつもりでしたが、結局、大神立島方向への本命潮があまり動かず、今回イメージしていたタルカゴでの遠投フカセ釣や底カゴの出番は少なく、殆どがフカセ釣での釣果となりました。
特に期待していた夕マズメは、早い時間から何処へ投げてもアジだらけになり、前日からの寝不足もあり夜釣りは早々に断念しました。
釣果の中から真鯛、チヌ、イシダイの3魚種を選択し、七類港に帰り検寸の結果、幸運にも優勝することができました。他には、スズキ、イサキ、ワカナ、カンダイ、デンボ、ソイ、カサゴなどが検寸に持ち込まれ、大小のバラエティ豊富な魚種に笑いや歓声があがっていました。同行した内田君もスズキなど3魚種を揃え一緒に入賞することができました。
小島支部長には、釣果情報やエサの量など事前にアドバイスをいただき、大変参考になりました。2日間にわたる大会運営で、役員の皆様や渡船松尾丸の船長には大変お世話になりありがとうございました。


優勝者
優勝者
上位3名
上位3名
検寸模様
検寸模様
大鯛
大鯛

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