令和7年8月10日、鳥取支部主催のチヌ釣り大会を境水道・中海・美保湾エリアにて開催しました。
当日はあいにくの雨模様で、時折強く降る厳しいコンディションとなりましたが、参加者16名が午前5時30分のスタートと同時にキャノンボール方式でそれぞれ思い思いのポイントへと向かいました。
本大会は、40cm以上のチヌ1匹の長寸を競うルールで行われました。
境水道や隣接する中海エリアでは、これまで50cmを超える良型チヌの実績が多く、優勝を狙うには50cm以上の大型を釣り上げることが求められる、非常にハイレベルな戦いになることが予想されました。
大会は当初、検量締切を12時30分に設定していましたが、悪天候のため1時間早めて11時30分に競技を終了しました。
境水道・中海・美保湾の各ポイントでは、場所によって数は出るもののサイズが伸び悩む場面も見られました。
そんな中、優勝を勝ち取った白枝さんは、序盤なかなかアタリがない中で辛抱強く攻め続け、終盤に待望の大物を仕留めて50.9cmの立派なチヌを検量に持ち込みました。
2位は48.3cmを釣り上げた岩本さん、3位は46.3cmを記録した私、林原が続きました。
厳しい天候と短縮された競技時間の中でも、参加者たちは粘り強く挑み、検量には多くの良型チヌが並びました。
大会終了後は、雨の影響で例年より短縮された形となりましたが、参加者、役員が集い健闘を称え合い、無事に閉会となりました。
ご参加いただきました会員の皆様、そして悪天候の中で運営を支えてくださった役員の皆様に心から感謝申し上げます。
安全に大会を終えられたことを喜びつつ、次回の晴天と好釣果を期待したいと思います。
ありがとうございました。

（レポーター：鳥取支部 林原昌人）