日程:2025/05/18(日)
場所:福井県あわら市波松11 波松海岸
魚種:キス
5月18日、あわら市波松海岸にて「関西・北陸合同投げ釣り親睦会」を開催いたしました。
集合時間・受付時間前にはすでに参加者が揃い、北陸支部の大野正浩さんによるルール説明の後、午前5時半から競技が開始され、10時には審査場所への帰着となりました。参加者は右(北側)、左(南側)と、それぞれ狙いのポイントへと向かいました。
私は左側の地引網小屋の前で竿を出すことにしました。タックルは「がま投競技 SPⅡ30号」に「F1キス5号・5本針仕掛」、エサは石ゴカイを針先いっぱいに付け、4色付近からサビキ始めましたが、アタリはなく、周囲の様子を見ても魚の気配は感じられませんでした。
近くには関西支部の外山副部長、その少し離れた場所には関西支部の柏木事務局長、関根総務の姿がありましたが、同様に魚の姿は確認できず、時間だけが過ぎていきました。近隣で竿を出していた北陸支部の参加者も早々にポイントを移動している様子でした。
前日は波が高く、この日も数回にわたり高波がありましたが、次第に落ち着いてきたものの、依然として魚の気配は薄く、私は南側の競技範囲の端まで移動してみることにしました。しかし、そこでもアタリを感じることはなく、時間だけが過ぎていきました。
その後、早めに移動していた関西の柏木さんの姿を見つけ、話を聞くと、「手前にはエサ取りのフグが多く、魚はいるようだが釣るのは難しい」とのこと。私も同様のポイントを攻めてみると、手前で「コンコン」とアタリを感じ、フグ独特の「ゴンゴン」とした感触ではなかったため期待しましたが、結局はフグでした。
その後も同じようなポイントを攻めましたが、やはり釣れるのはフグばかり。競技終了時間が近づいてきたため、集合場所近くに移動して再度チャレンジすることにしました。途中、北陸の大野正浩さんに声をかけましたが、状況は厳しいとのこと。他にも、関西の外山副部長に声をかけると、キスを1匹釣られていました。
そのポイントを諦め、少し歩いて集合場所近くへ。状況は依然として厳しく、やや寂しい感じでした。そんな中、北陸の女性参加者が今年発売された「スマートサーフ」を振っておられ、遠目からでも投げやすく、サビキやすそうな印象で、波松の広大なポイントでも十分に通用しているように見えました。帰路につきながら声をかけると、実際に「使いやすい」とのことでした。
審査場所では、参加者が列を作るほどの釣果はなく、キスの顔を見られたのはわずか4名。その中でも、北陸の西向雅之さんは北側にて遠投で3匹、同じく北側にて田中利之さんは近投で1匹の釣果を上げておられ、いずれも競技開始早々のヒットで、集中してキスを釣り上げられた様子でした。
全体としてはやや寂しい釣果ではありましたが、不平不満の声も聞かれず、和気あいあいとした楽しい親睦会となりました。運営にご尽力いただいた北陸支部の皆様には、心より感謝申し上げます。
報告:GFG関西投げ釣り部部長 野間 弘
順位 | 氏名 | 釣果 |
---|---|---|
優勝 | 西向 雅之(北陸) | 3匹 |
準優勝 | 田中 利之(北陸) | 1匹 |
3位 | 外山 均 (関西) | 1匹 |