9月20日から21日にかけて、GFG関西投げ釣り大会が開催されました。
私は大物の部にエントリーし、渡船で南部の鹿島へ向かいます。同行はクラブの池之内さんと岡本さん。ここは大型のタマミやクエが狙えるポイントとして知られています。

鈎はタマンスペシャルの24号、ハリスは40号。期待に胸を膨らませながら、イカ・アジ・カマスのエサを遠・中・近の距離に分けて投げ込みました。
しかし、夜半からは雨と風が強まる予報。日付が変わるまでを目標に、ひたすら打ち返し続けます。

今年の鹿島では大型のタマミはあまり上がっていないようですが、「来れば一発大物」と前向きに考えます。
ところが、実際に活性が高かったのはウツボやアナゴばかりで、本命のアタリは皆無。
やがてウネリが入り、干潮にも関わらず波しぶきがかかるようになってきました。さらに、ここから1mは水位が上がるとのこと。

残念ながら、釣りは諦めて、片付けを開始しました。
後ろの高場に避難し、迎えの船を待ちながら、じっと海を見つめることになってしまいました（笑）。

結局、私は釣果なしで大会を終えましたが、審査にはヤイトハタ、クエ、コロダイ、ハマフエフキなどの大物が持ち込まれ、会場は大いに盛り上がりました。
久しぶりにお会いする方々とも言葉を交わし、和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。

皆さま、また来年もどうぞよろしくお願いいたします！

（投げ釣り部（大物の部）：湯浅研史）